TOKYO機械設計開発

機械の設計・開発を総合的にサポート

お問い合わせ

TOKYO機械設計開発は、製品や機械・設備・治具などの開発を技術・製造面で技術リソースを提供する事によりサポートしています。

半世紀を超えるものづくりの経験とノウハウ、3次元CADをベースとした設計技術を組み合わせた合理的なご提案が可能です。

変化が早くスピードが求められる時代に、頼れるパートナーとしてお客様の様々な技術的課題解決にコミットします。

機械開発支援

ビルボード1

アイディアを製品化するまでのあらゆるプロセスで、技術サポートをいたします。

3D設計・図面化

ビルボード2

3D CADを活用した3D設計によりお客様の製品イメージを具現化します。

リバースエンジニアリング

ビルボード3

現品を測定、数値化・図面化し製造を可能にします。

取扱い分野

製品

新しい製品の開発をお手伝いします。単機能製品から、ドローンやロボットまで、様々なニーズに対応しています。

機械・装置

アナログの単純なものから、電機・制御を含めた複雑な機械装置まで、多種多様な用途や機能に幅広く対応しています。

治具等

成形品の固定治具など、3次元CADを活用し、複雑・高機能な治具づくりを可能としています。

開発・技術支援のアプローチ

アプローチ

1. プロセスへのコミット

スモールスタートで開発を前進させるために、最終製品の機能・性能の実現にコミットするのではなく、お客様の開発の諸段階で必要な技術リソースを提供することにコミットいたします。

開発全体を請け負うのではなく、製品・機械装置・治具などの新規開発という企業の継続的な活動が、効率的かつ効果的に実施されるための技術支援を行います。

対象品の要件や仕様に不確定、あるいは未知な部分があったとしても、段階的に開発を進めていくことができ、結果的にミニマムコストで、スピード感のある開発が可能となります。

フェーズ図

2. 共同での開発

「ビジネスとしての開発主体はあくまでもお客様である」ということを重視しています。

お客様の技術面でのパートナーとして、技術・開発部門の一員のようなスタンスで開発に携わることになります。

当社は、開発のそれぞれの段階でお客様が適切な判断が行えるように、技術的なリソースを提供します。
実際の設計や製造は弊社が行いますが、開発をリードし、意思決定するのはあくまでもお客様だということです。

ものづくりや技術的な経験がない場合でも、技術面に関する当社のあらゆるリソースを使い、開発を全面的にお手伝い致します。

3. フェーズ毎に区切る

当社の技術・開発支援では、開発の諸段階に小分けにして、各工程にコミットします。

それぞれのコミットした工程に対して、技術的なリソースで発生した実費を対価としてご請求致します。

メリットとしては、各工程に区切っているため、不確定な要因が抑えられ、余計にリスクを見込んだコストを上乗せする必要がないことです。
一般的な請負開発と比較して1/2~1/3程度のコストで開発が完結することも少なくありません。

請負との違い

実費には、打合せや現地調査、類似例調査など、作業全般にかかった時間分の対価が含まれます。
場合によっては、想定外の技術的な課題に直面したり、仮説を検証した結果、見直しが必要になったりなど、予想外に時間がかかることもありますが、そのコストについてもお客様に実費でご請求させて頂きます。

一般的な請負開発の場合は、不確定要因のリスクをカバーするためのコストが必要以上に上乗せされます。
お客様のコストは実費ベースよりは高くなる可能性がありますが、不確定な要因への対応は受託側の責任になるので、当初の予算内で収まることになります。

但し、受託側にしても想定外の技術的課題に直面し、予算を大きく超えるリスクがあり、途中で予算の上積みの交渉などが起きることもあるようです。

3D設計

ビルボード2

3次元CADを基本に設計することによって、お客様のイメージを「見える化」することが可能です。
立体的に形状と機能を視覚的に把握頂き、技術的な課題についても直感的に理解できるご提案が可能となります。

当社では、アイディア・スケッチ等を元に、3次元CADにより即座に立体的なイメージを作成し、資料に取りまとめるサービスを提供しています。
作成した3Dモデルを元に製作用の図面も作成可能です。
また、図面から3Dモデルの作成も可能です。

3次元CADによって概略設計と提案資料を一本化して進める事ができるため、大変効率的な設計、開発が可能となります。
お客様に予め製作物のイメージを持って頂くことができるため、完成後の認識のミスマッチが無く、ご満足いただきやすい事も大きなメリットです。

提案→設計→製作と一貫してスムーズに進められるからこそ、手戻りが無く、ミニマムコストなモノづくりを実現できます。

リバースエンジニアリング

ビルボード3

リバースエンジニアリングとは、既に存在する現物を工業的に製作できる形に再構成するものです。

一般的なリバースエンジニアリングは3Dスキャナを利用して、3次元的な形状をコンピュータ上で再現する事が重視されます。

当社が強みとするリバースエンジニアリングの手法は、単に対象物をありのままにデータ化するのではなく、対象物の再生産を可能とし、必要な数値を導くことを目的にするものです。

3Dスキャナだけではなく、3次元測定器、ノギス、マイクロメータといった測定器材を利用し、技術的に意味のある設計内容を再現いたします。お客様と対話を重ねながら、寸法測定による真値に加えて公差設定を導きます。
数値化し、図面化されたものは、そのまま実際の試作や量産に使用することが可能です。

このようなリバースエンジニアリングには、詳細な設計知識を持ち、使用用途を十分に把握している必要があります。
当社では機械設計の知識と測定技術を融合させる事で、様々なお客様からのリバースエンジニアリングのご要望にお応えしております。

機械・装置の開発事例

当社では、スタートアップ企業から、大手企業の開発推進部門など、幅広いお客様と伴走型の機械・装置開発を手掛けて参りました。

外導削り器補完治具

事例: 東京電力様

TOKYO機械設計開発(株式会社小川製作所)は、東京電力パワーグリッド株式会社より電力ケーブルの外導削り器補完治具の開発委託を受けて技術協力を行い、試作品を完成、新規開発した技術の特許申請を共同で行い、開発した製品の量産時における製造販売を小川製作所が担うことに合意しました。

お客様ニーズ設計・開発支援内容
LED照明
メーカー様
現行品のLED照明について後継機種の開発を安価に済ませたいお客様と打合せを重ねながら、当社にて機構設計を受託。熱収支や強度を勘案しながら、3D設計、図面化を行った。現在は量産、事業化の調整中。
厨房器具
メンテナンス業者様
新しい厨房器具のメンテナンス商材を具体化して商品化したい対象商材の要求仕様をお客様と擦り合わせながら、設計・試作を担当。性能確認試験まで立会い、事業化までこぎつける。現在はサービス開始に向けてのモニタ期間中。
量産も当社にて請け負う予定。 
健康飲料品
メーカー様
飲料品の自動販売機にカバーを設けたい実機を測定の上、当社にてカバーを設計、試作品を製作手配。
現在は量産を請け負う。
自動車用治具
メーカー様
複雑形状の大型樹脂成型部品の加工用治具を設計、製作したいお客様からの仕様を確認後、当社にて3D設計。相手物である成型品の3Dデータを元に、対称形状の3Dモデルを製作、図面化。
金属切削部品も当社にて製作手配。
樹脂製品
メーカー様
画期的な樹脂製品のアイディアがあるが、具現化する手段が無いため、3D設計をしてほしい当社にて肉抜きなどのバランスを見ながら、3D設計。現在はお客様にて量産検討中。

設計まめ知識

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製造現場から見て機械系設計者さんに出図前に是非知っておいていただきたい情報をまとめました。
製造側の事情が分かった上で設計をすると、コストダウン、品質安定、納期短縮に繋がるばかりでなく、不要なコミュニケーションが省略できます!

  • 048 材料:アルミ合金 - チャンネル材
    アルミ合金材料のチャンネル材についてご紹介します。アングル材同様に、躯体や架台の構造部材として多用される材料です。
  • 047 材料:アルミ合金 - アングル材
    アルミ合金材料のアングル材の規格寸法についてご紹介します。架台や躯体などの構造部材として一般的に用いられる材料です。
  • 046 材料:アルミ合金 - 角パイプ
    アルミ合金の角パイプについて、規格寸法をご紹介します。断面は正方形だけでなく、長方形も流通しています。構造部材として主に利用されます。
  • 045 材料:アルミ合金 - 丸パイプ
    アルミ合金の丸パイプ材で流通している一般的な規格寸法をご紹介します。フレーム構造に活用されるだけでなく、リング形状部品の素材としても活用できます。
  • 044 材料:アルミ合金 - フラットバー
    アルミ合金のフラットバーについて、一般に流通している規格寸法をご紹介します。気軽に切断して、プレート材として活用できます。

TOKYO機械設計開発は、株式会社小川製作所の「装置・治具等の開発支援部門」です。
「精密加工部品の製造ハブ部門」(TOKYO精密機械部品)、「製缶・溶接・バフ研磨加工部門」(TOKYOステンレス加工)もございます。

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