029 材料:鉄系材料 - 丸棒

1. 棒材の種類

棒材で一般的に用いられるのが、丸棒とフラットバーですね。
真四角の角棒や、六角棒なども良く利用されます。

棒材

今回は最も良く利用される棒材である、丸棒とフラットバーの一般に流通している規格寸法をご紹介します。

2. 丸棒の規格寸法

鉄系材料の丸棒は、S45Cなどの炭素鋼や、SS400が一般に利用されます。
丸棒は、黒皮材、ミガキ材、ピーリング材、センタレス研磨材などが流通しています。

黒皮材は、熱間圧延されたときに黒く酸化した黒錆である黒皮が付いたままの材料です。
黒皮が付いたままだと、溶接や表面処理がうまくできないため、切削によって剥いだり(ピーリング材)、ブラスト加工等で落として使用する場合があります。

ミガキ材は、冷間圧延された材料です。
ダイスを通して引き抜いた引抜材で、寸法精度が良いのが特徴です。
ラインナップとしては黒皮材よりも小径までとなるのが一般的です。

クロムモリブデン鋼(SCM435など)は、予め調質された材料も多く流通しています。

材料メーカーによって様々なラインナップがありますが、一般的に流通している代表的な規格寸法は次の通りです。
詳しくは直接取引のある材料メーカーや卸業者に確認してみてください。

棒材の全長は5.5mや6mなどが一般的ですが、材料メーカーや流通経路によって異なる可能性があります。
また、入手時に希望長さに切断して納入してくれる卸業者などもありますので、是非確認してみてください。

材料断面 丸棒
種類状態直径:D [mm]
一般構造用圧延鋼材(SS400)
機械構造用炭素鋼材(S45C)

黒皮
6, 9, 13, 19, 22, 25, 28, 32, 36, 38, 42, 44, 46, 50

55, 60, 65, 70, 75, 80, 85, 90, 95, 100

105, 110, 120, 130, 140, 150, 160, 170, 180

190, 200, 210, 220, 220, 230, 240, 250

260, 270, 280, 290, 300
一般構造用圧延鋼材(SS400)
機械構造用炭素鋼材(S45C)
ミガキ3, 4 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18

19, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28, 30

32, 34, 35, 36, 38, 40, 42, 44, 45, 50, 55, 60

65, 70, 75, 80, 85, 90, 95, 100, 110, 120
クロムモリブデン鋼(SCM435H)黒皮13, 16, 19, 22, 25, 28, 30, 32, 34, 36, 38

40, 42, 44, 46, 48, 50, 55, 60, 65, 70, 75

80, 85, 90, 95, 100, 110, 120, 130, 140

150, 160, 170, 180, 190, 200, 210, 220

230, 240, 250, 260, 270, 280, 290, 300
クロムモリブデン鋼(SCM435H)ミガキ8, 10, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19, 20

21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28, 30, 32, 33

34, 35, 36, 38, 39, 40, 42, 45, 48, 50, 52

55, 56, 60, 65, 70, 75, 80, 90, 100
鉄系材料 丸棒 規格寸法 ※ 材料業者提供情報を基に当社にて編集
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